2025年10月18日(土) 22:47 JST
コジェネレーションシステム
こじぇねれーしょんしすてむ
コージェネレーションともいい エンジン等の排熱を利用し電力・温熱・冷熱を取り出し
総合エネルギー 効率を高めたエネルギー供給システムのひとつ
燃料電池システム
水素と空気中の酸素から電気をつくりだし、副次的に発生する熱を蒸気や温水として回収する。
現在、発電効率35〜65パーセント、総合効率で80〜90パーセント
水素はシステム内でガス・灯油・アルコール等などから取り出す。
排出されるものは、CO2、水以外ほとんどなく、騒音や振動も少ない
ガスタービンエンジンシステム
発電用ガスタービンエンジンにより排出される排気によって蒸気を作成する。
蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりと、蒸気使用設備で有効に使用される。
特にガスタービン発電機と、その排熱を利用した蒸気タービン発電機を複合した発電をコンバインドサイクル発電という。
発電効率23~39パーセント、総合効率で69~86パーセント。
ガスエンジンシステム
発電用ガスエンジンの排気排熱ボイラで蒸気を製造したり、
エンジン冷却水で水道水を加熱し給湯する。
蒸気を蒸気使用設備で使用したり、蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。
温水を温水使用設備や給湯で使用したり、温水吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。
発電効率26%~49%、総合効率で72%~92%
ガスエンジンでヒートポンプを駆動する形式もある。
ディーゼルエンジンシステム
発電用ディーゼルエンジンの排気排熱を蒸気製造や給湯に利用し、
また、エンジン冷却水で水道水を加熱し給湯する。
蒸気を蒸気使用設備で使用したり、蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。
また、温水を温水使用設備で使用したり、温水吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。
発電効率33~45パーセント、総合効率で64~81パーセント