2025年10月19日(日) 11:00 JST


 2012年8月 8日 08:40 JST (参照数 4857回)  

ゲストユーザ: 小水流

「ハコダテものづくりフォーラム」設計競技2012
サスティナブル・リノベーション -sustainable renovation-
下記のように開催いたします。

応募先・問合せ先
〒040-0062函館市大縄町9-19
「ハコダテものづくりフォーラム」設計競技2011実行委員会事務局
tel : 0138-82-2501
e-mail : hmf-2010@email.plala.or.jp

主催者ホームページ
http://www9.plala.or.jp/hmf-comm/
皆様に参加をご検討頂きたく、よろしくお願いします。

□設計競技2012 競技日程
「事業計画コンペ」
2012年 8月 6日(月)より 主題の告知
2012年 8月13日(月)より 応募要項・資料公開、応募登録・質疑受付開始
2012年 9月23日(日)  現場見学会 
2012年10月22日(月) 応募登録受付締め切り
2012年10月25日(木) 応募案受付締め切り
2012年10月29日(月)より 審査(非公開)
2012年11月12日(月)  受賞案の発表
「建築設計コンペ」
2012年11月19日(月)より 応募要項・資料公開、応募登録・質疑受付開始
2012年12月16日(日) 現場見学会
2013年 2月12日(月) 応募登録受付締め切り
2013年 2月14日(木) 応募作品受付締め切り
2013年 2月18日(月)より 一次審査(非公開)
2013年 3月11日(月) 一次審査通過作品発表  
2013年 3月24日(日) 最終審査(公開)、受賞作品の発表

□設計競技2012 賞・賞金
「事業計画コンペ」
  一 等 1点 (賞金;10万円)
  入 選 数点 (賞金; 2万円)
「建築設計コンペ」
  一 等 1点 (賞金;30万円)
  二 等 1点 (賞金;10万円)
  三 等 1点 (賞金; 5万円)
  佳 作 5点 (賞金; 1万円)
  市民賞 1点 (賞品)

設計競技2012の事前調査資料
YouTube ハコダテものづくりフォーラム設計競技2012
 http://bit.ly/MI3WgZ
設計競技2012事前調査(内部)
 http://on.fb.me/RroI9L
設計競技2012事前調査(外部)
 http://on.fb.me/RKOt0o

 2012年8月 8日 08:43 JST  

ゲストユーザ: 小水流

「ハコダテ☆ものづくりフォーラム」設計競技2012
サスティナブル・リノベーション -sustainable renovation-
以下に主題を投稿させて頂きます。

 今回の「ハコダテ☆ものづくりフォーラム」設計競技は、函館の西部地区に現存する「歴史的建造物の維持保全を目的とした事業計画の提案、並びに計画敷地内に建つその他の既存建物、及びこれらを取り巻く空間の再生」を題材といたします。
 函館市の条例により、景観形成指定建築物として登録されている純和風木造住宅建築「石井家」を、函館を代表する貴重な歴史遺産の一つとして後世に残すことを第一の主題とし、同敷地内に建つ他の建築物を含めた空間の有効な利用再生計画案を広く一般に公募するものです。

 計画地は、函館山の麓、市条例により「都市景観形成地域」に指定された区域内にあり、「元町末広町伝統的建築物群保存地区」に隣接した函館観光には欠かせないスポットの一つに挙げら
れます。
 凡そ150年前の開港時には、国際外交、また北方開拓の礎として位置づけられていた箱館の中でも、この西部地区は行政を司る公共施設や、外国の大使館、また海運会社や金融機関などの商業施設、更には国内外の様々な宗派の宗教施設が軒を連ねる中心市街地として開発が進められ、明治より、昭和の初期にかけて経済的に隆盛を極めた当該地域には、贅をつくし技術の粋を凝らした日本的伝統建築や、木造の洋風建築、和洋折衷様式の建物、また重厚な組石造やレンガ造の建造物が混在して建てられ、独特の異国情緒を漂わせる街並みを形造ってまいりました。
 道外の既存都市に比較して、新興都市であった箱館の成長の速度は、他に類をみないものであったことは想像に難くありません。その後、北洋漁業の拠点ともなった函館の経済の発展は、人口の急激な増加として都市形成に大きな影響を与えてまいりました。函館市特有の地形や、度重なる大火も影響して、市民の居住域は北部や東部の郊外域へと放射状に拡散してまいります。これに呼応し都市の中心機能も西部地区から徐々に北部へと移行し、今日では行政や金融の中心地は函館駅周辺域となり、飲食や商業施設の集積地は、五稜郭周辺域や美原地区へと変化しています。
 中心市街地としての一つの役割を終えた西部地区は、その美しい街並みを今日に至るまで残して来たことで、今や国際的な観光都市へと成長した「函館の顔」としての新たな側面を担うこととなりました。函館山を背にして二つの海に挟まれた市街を見下ろす数多の坂、それと交差するように広がる歴史的な建築群が織り成す景観は、誰もが誇りに思う函館市民の共有の財産として、これからも、このまま在り続けることを希求されております。

 函館市は、かつて人口30万人をかかえる中核市として位置づけられていましたが現在では27万人台へと減少し、更なる流出に歯止めがかからぬ状態となっています。特に若年齢層の減少は、今後の自然増が期待されない今日にあっては、深刻な社会問題を引き起こす要因となることが懸念されております。
  こうした社会問題の産物とされる「都市の空洞化」は、特に中心市街地に居住する人々の高年齢化を助長し、また近年では「都市の縮小」と呼ばれる新たな都市問題をも引き起こす原因となっております。これらの都市問題の弊害として顕在化してきた事象に、市街地における老朽建築の放置問題があります。
 長引く経済不況も相まってか、居住に適さないまでに老朽化した建物を所有する高齢者世帯の多くは、改築や改修することが困難なまま移住を余儀なくされ、また相続する者がないまま所有者をなくした建物は放置され、やがて老朽建築として取り残されているのが現状です。近年、函館市街地の街並みに確認される様になって来たこうした現象は、例外なく西部地区にも見受けられる様になってまいりました。
 市民による存続の陳情も虚しく歴史的建築物が解体され、また景観形成指定建築物の指定解除申請が記事として新聞に掲載されることも増えてまいりました。
 こうした状況を食い止めるため、函館市は、改修のための助成を行うなどの施策を行っており、またNPO団体や民間の篤志家の働きで、修復が行われ市民や観光客の集いの場として新たに蘇る伝統的建築物も徐々にではありますが増えてまいりました。しかし、こうした明るいニュースの一方で、名もないまでも古き良き函館の街並みの一角を賑わせ、その景観の一部を担ってきた中小の格式ある商家や、しもた屋、瀟洒な個人住宅などは、今もなお人知れず姿を消しているのが現状です。

 今回の設計競技の主題として取り上げさせていただく建物は、昭和の初期に建てられた木造二階建ての個人住宅「石井家」です。管理者のご尽力により、丁寧な改修が重ねられて来た結果、建設当時の佇まいを今日にまで残すことが出来た貴重な名建築です。当該建物は、函館港を見下ろす八幡坂の裏手にあり、旧函館区公会堂とハリストス正教会を結ぶ観光ルートのほぼ中程に位置する場所にあります。建設された当初は、約660坪に及ぶ敷地内に、日本庭園、及び数戸の離れと共に配置計画されており、現在では、庭園の一部と離れは、ペンションとして生まれ変わり利用されております。今回、利用再生計画案を提案して頂く対象となるのは、この敷地の一部で、個人住宅が1棟建てられている1区画、ペンションが1棟建てられている1区画、当該建物「石井家」の建つ1区画、及び当該建物の建つ敷地が接する現存道路としての2区画、計5区画(約376坪)といたします。
 景観形成指定建築物「石井家」を維持されている管理者が、唯一望まれていることは、約90年の永きに渡り函館の街並みを創り出す一翼を担ってきたとも言える当該建物を、そのままの形で後世に残してゆくことです。

 「ハコダテ☆ものづくりフォーラム」設計競技2012では、こうした要望を実現させるため、また今日の函館の街並みを蝕みつつある都市問題への解決策を見つけ出すことを目的に、第1段として、当該建物、及び敷地を有効活用し、これらの存続に必要な収益性を主題とした「事業計画コンペ」を行い、第2段として、「事業計画コンペ」の優秀案を基に設計条件を策定し、これをマスタープランとし、計画地とその周辺地域の再生を主題とした「建築設計コンペ」を2段階方式により行います。
 函館の貴重な観光資源でありながら、存続の危機に瀕している数多の建物を守ることにも通じる「革新的」で「持続可能」な解決策をご提案ください。

http://www9.plala.or.jp/hmf-comm/shudai2012.html

 2012年8月 9日 16:11 JST  

ゲストユーザ: 小水流

コンペ情報のポータルサイト「KENCHIKU」(建報社)に記事が載りました。
http://www.kenchiku.co.jp/compe/detail.php?id=939
纏まっていて見やすいかと思われます。

 2012年12月25日 09:58 JST  

ゲストユーザ: 小水流

「ハコダテ☆ものづくりフォーラム」設計競技2012は、 「建築設計コンペ」 にフェイズが移行しております。 多くの方々に御参加を検討して頂きたくお願い申し上げます。 主催:「ハコダテ☆ものづくりフォーラム」設計競技2012実行委員会 主題:サスティナブル・リノベーション -sustainable・renovation- 内容:現存する歴史的建築物の保存を目的とした利用・再生計画案を募集 競技方法:設計競技は、「事業計画コンペ」、および「建築設計コンペ」の二段階の競技において計画案を公募し、 各競技について個別に審査を行い各受賞案を選定。 「事業計画コンペ」は11月14日の審査結果発表をもって終了 「建築設計コンペ」 設計条件:景観形成指定建築物「石井家」の母屋、土蔵、および塀については、外観を修復する以外現況の形をそのまま保存すること、ほか 応募登録:11月19日(月)~2013年2月12日(火) 応募作品受付::2月12日(火)~2月14日(木)消印、受付印まで有効・提出は、郵送または宅配便 審査委員: 宮川憲司(宮川憲司建築事務所 代表取締役) 松見修二(北海道建築士事務所協会 函館支部長) 林洋一 (北海道中小企業家同友会 前函館支部長) 村岡武司(ギャラリー村岡 主宰、元町倶楽部 会員) 根本直樹(北海道教育大学函館校 教授) 鳥飼やよい(ロシア極東連邦総合大学函館校 准教授) 大久保彰之(函館ベンチャー企画企業組合 代表理事) 及び建物管理者一名 提出先・問合先: 「ハコダテ☆ものづくりフォーラム」設計競技2011実行委員会事務局/ 〒040―0062北海道函館市富岡町3-36-33、電0138-43-2280 http://www9.plala.or.jp/hmf-comm/ http://on.fb.me/WCwRIk

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