2025年10月19日(日) 03:31 JST
ゲストユーザ: 風呂好き
他の方の設計の物件を監理する仕事をしているのですが
RC2階建ての建物です。
設備図と構造図を見ますと、耐震壁部分に電気の盤が設置されています。
電気の盤の周囲には電気の配管がたくさん接地されることに
なると思われます。
耐震壁内の電気の配管の打込みは基本的にはなにか
制約というか決まりがあるのでしょうか?
設計者に聞きますと、特に規定はないのだから壁の鉄筋の
ダブル配筋の中央に電気の配管が施工されて、コンクリートが
うまく打設出来れば問題ないと答えが来ましたが
監理する側から考えると少々不安です。
実際に現場で電気盤の周囲の配管を見たときに(耐震壁内)
これは問題だなーと思ったことがあります。
アドバイスよろしくお願いします。
監理お疲れ様です。私も耐震壁に限らずRC壁の電気配管には頭を痛めています。
「特に規定はないのだから壁の鉄筋のダブル配筋の中央に電気の配管が施工されて、コンクリートがうまく打設出来れば問題ないと答えが来ました」・・・この言い方は乱暴な言い方だと思います。ダブル配筋の中央に施工したとしても、打設時に動いてしまうし、盤周りにはCD管がたくさん来て、コンクリートがうまく充填できない。そんな教科書?通りにはいかないよ~。できないよ~。
参考程度に聞いてください。私が現場に行く際、井上書院の「配筋」「設備工事」/現場施工応援する会を持っていきます。だいたいの対処法が載っています。ポケットに入るので便利です。あとは現場でできるだけ間隔をあけてもらう。管の固定をしっかり行う。盤周りを開口部として開口補強をする。ひびわれ防止配筋をする。このくらいをしています。構造者によっては、これでも不十分と言われるかもしれません。あとは見栄えの問題で、盤が壁から出てもいいのであれば、壁の外に取り付けています。打ち放しに盤を入れるという経験が私にはないので、この場合についてはなんとも・・・。
ゲストユーザ: ビルネ
日事連
知っておきたい 建築構造の工事監理 鉄筋コンクリート造編
http://www.njr.or.jp/m10/04_book/index.html
P.187に躯体埋設電気配管に関する取扱い例の説明があります。
一般的な内容ですが、抜粋すると、次の通りです。
・原則として垂直配管のみとし、クロス配管を避ける。
・ダブル配筋の壁に埋設する場合は、両側の鉄筋の間に配筋する。
・並行する配管は1m幅に数本(3~4本)程度までとし、配管の間隔を
できるだけ(150~200mm程度)離す。
・場合により、亀裂防止筋で補強を行う。(図5.3-18参照)
監理がご専門ということでしたら、一冊、所持されておいて、
損はないと思います。
ゲストユーザ: 風呂好き
isyou34さん
アドバイスありがとうございます。
みなさん苦労されているのですね。
アドバイスを参考に現場で判断したいと思っています。
基本的には電気の盤を自立型(床から天井まで)に変更して電気の配管の
混み合う部分は耐震壁には挿入しないような方法で考えています。
ありがとうございました。
ゲストユーザ: 風呂好き
ビルネさん
アドバイスありがとうございました。
> 監理がご専門ということでしたら、一冊、所持されておいて、
> 損はないと思います。
監理は専門ではないのですが、たまたま他の方の設計した
物件を監理することになってしまいました。
苦労しているところです。
厳しい経済状況になってきてこのような仕事もこなさなくては
いけないのかな??と苦慮しています。
参考書のご提示、また参考配筋方法を紹介していただき
参考になりました。
ありがとうございました。
ゲストユーザ: ttt
CD管が上手に施工されていない場合の写真です。
参考にしてください。
http://to-6466-kyo.at.webry.info/200905/article_6.html
ゲストユーザ: 風呂好き
tttさん
参考HPありがとうございます。
参考にさせていただきます。
電気のCD管のコンクリート打込みはななか難しい点も多く
悩むところが多いです。
ありがとうございまた。
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