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登録日: 2018年10月23日
投稿数: 3486
場所:大阪|日本

建築技術 2022 04月号



特集は
ケーブル構造の基本と面白いケーブル建築物



【特集】ケーブル構造の基本と面白いケーブル建築物
監修:宮里直也
1990年代から2000年代は大空間建築やガラスファサードなどにおいて,ケーブルを用いた多くの素晴らしい建築が実現された時代であろう。それから約25年,ケーブル構造の基本について再確認し,ケーブル構造の魅力や面白さについて改めて考えてみたい。また,2050年のカーボンニュートラルや持続可能な社会の実現に向けた取組みが進む中,軽量構造の実現にケーブル構造は不可欠であろう。今一度ケーブル構造の基本から振り返り,現状活用できる技術を紹介する。

I.ケーブル構造の技術変遷と今後の課題
ケーブル構造の設計技術の変遷│岡田 章……72
II.ケーブル構造の基本と面白いケーブル建築│宮里直也……76
III.ケーブル素材の基本知識
高強度素線の製作と基本,溶接性│宮里直也+矢島 卓……80
ケーブルの種類│矢島 卓+岩田さえり……82
柔軟性,長尺性│岩田さえり+矢島 卓……86
疲労特性,クリープ特性│山口健悟+矢島 卓……88
耐火性能と温度依存性│矢島 卓……90
耐久性(めっき,塗装,被覆)│山口健悟+矢島 卓……92
ストリングの材料特性│松田 仁……94
JIS材および大臣認定品の断面リスト,流通,在庫状況,製作期間│田川英樹……98
端末金具│堀井智紀……101
IV.ケーブル構造設計の基本知識
ケーブル構造設計指針改定の概要│岡田 章+廣石秀造……104
ケーブルの初期張力と構造形式の基本│宮里直也……110
中間接合金具の事例と設計の基本│鈴木 実……115
張弦梁(屋根)の設計│山我信秀……120
ガラスファサード(ケーブルグリッド,ケーブルトラス)の設計の基本│三宅由祐……124
端末金具の設計│永峰 馨……128
V.ケーブル構造を施工する際の基本知識
ケーブル荷姿,架設,緊張の基本│久保山 武……130
VI.ケーブル構造の面白い建築
ケーブル吊り構造による曲面屋根と自然換気と採光の高効率化│新谷耕平……134
石神井体育館アリーナ屋根の下弦ケーブルをUターンさせた車輪型張弦梁│吉原 正……136
斜張式吊りケーブルとPCaPC造│益子 拡……138
単層ラチスシェルをケーブルで補剛した単層張弦ドーム「リングシェル®」│久米建一+谷口尚範……140
テンション材を付加した木質フィーレンディールトラスの開発│吉野誠一+廣石秀造……142
膜構造におけるケーブル│染谷健太+古谷宗一郎……144
耐震ケーブルブレースの面白さ│小野真路……148
足利学校大成殿の着脱可能な耐震ケーブル補強│北 茂紀……150
障子の隙間に設置した高張力鋼ブレースによる伝統的木造建築の耐震補強事例│豊田尭博……152

【architectural design】
大和ハウスグループ みらい価値共創センター│小堀哲夫建築設計事務所(基本計画・デザイン監修),大和ハウス工業,フジタ……12
現代の会所をつくる│小堀哲夫……18
空間と時間のグラデーション│藤井新也+石川陽一郎……20
国際認証の取得と外構計画│大野友和+藤井新也……34
構造計画│祖父江美枝……38
施工計画│森田博喜+佐藤幸博+沖野貴久……40
光風湯圃べにや│小堀哲夫建築設計事務所(基本計画・デザイン監修)……42
記憶から未来へつなぐ「光風湯圃」│小堀哲夫……48
自由な和風建築のための構造│江村哲哉……54
光・風・水・熱を取り入れ,体感する│竹中大史……56

【連載】
新連載 SABTEC機械式定着工法SS7組込プログラム取扱い説明書(2022年)第1回◉幅広型直交梁付きト形接合部│益尾 潔……58
新時代を拓く最新施工技術 第148回◉超高層オフィスビル工事の地下躯体CFT逆打ち工法および地上躯体の生産性向上の取組み│増田和典……154
建築関連最新判例の解説 第100回◉「健康経営」を主軸にコロナ感染対策・労働安全衛生対策・働き方改革の実践を考えたい│秋野卓生……164
建築 東西南北 第9回◉ツーバイフォーと技能・技術者の育成│鈴木秀治……168
施工者に幸あれ 第124回◉「自主創造」の日本大学をRebilde! 宮里直也教授│朝倉幸子……174
自走する構想 第13回◉「統合」という概念-3│遠藤克彦……175
一言居士◉アーチ効果│佐原 守……163
ザ・ブックス◉復興を実装する―東日本大震災からの建築・地域再生│小野田泰明+佃 悠+鈴木さち著,竹内 泰評……166

【TECHNICAL View】
ドーム型構造による柱・梁のない大空間を実現……62
原寸大図面の床面投影による墨出し技術……63
耐火性能検証とBIMを一元化する設計システム……65
免震建物の日常から地震後まで安全安心を提供する防災ツール……67
カーボンリサイクル・コンクリート……68
建物付帯型水素エネルギー利用システム……69
【MACRO & MICRO】
トピックス+セミナー+コンペ・コンテスト+企業情報+イベント・ギャラリー+ブックス……171

【BRI news & topics】
国土技術政策総合研究所(建築分野)の令和2年度までの研究成果……178

【BUIL TECH】
もりだくさんのホットな製品情報……176

【表紙】
大和ハウスグループ みらい価値共創センター
基本計画・デザイン監修:小堀哲夫建築設計事務所
設計:大和ハウス工業株式会社,株式会社フジタ

撮影:大野 繁
デザイン:箕浦卓(M's SPACE)

通巻 867号
発売日 2022年3月15日
判型・頁 B5判・182頁
雑誌コード 03325-4

※建築技術特集「免震・制振技術変遷と新たな進展」は,公益社団法人日本建築士会連合会および一般社団法人建設業振興基金の継続職能開発(CPD)の自習型研修プログラムです。単位の取得を希望される方は,CPD情報システムにアクセスして本誌の設問に解答してください。

だいおー/大内

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