JWWからプリンターのプリンタードライバーを仲介して印刷する場合は、プリンターの機種・ドライバーに依りますが、大判プリンターの場合はHP-GL/2系のベクトル系、又は、HP-RTL系や専用系のラスター系、レーザープリンターの場合はCanonLIPS系やEPSON Esc/Page系のベクトル系、又は、専用のラスター系、小型インクジェットプリンターの場合はラスター系がほとんどだと思いますが、そのプリンターが元々標準搭載しているデータを生成して送受信しますから速いですが、PDFの場合、PDF内部は PostScriptですが、PDF作成=PostScript作成、プリンターのPostScript解析エンジンにより独自データを生成し、それから印刷、という事になりますので基本的にPDFの方が確実に遅くなります。
(※元々PostScriptを意識して開発されているMac&PostScriptプリンターに関しては未使用のため分かりません)
CubePDFのユーザーマニュアル
https://clown.cube-soft.jp/entry/cubepdf/printer-settings
では
印刷品質 は、画像データの変換後の品質に影響し、値が高いほど高品質になりファイル サイズも増大します。尚、CubePDF のアプリケーション側に存在する 解像度 の設定は、 ここで設定した値が上限となります。
とありますので
Jw_cad での印刷の際の
[プリンタの設定]ボタンをクリック、プリンター名の右横の[プロパティ]ボタンをクリック、右下の[詳細設定...]ボタンをクリック、「グラフィック」の中(下)の「印刷品質:1200dpi」という箇所の数値を小さくすることで、ファイルサイズを小さくする(PDF画像品質を粗くする)事が出来ます。但し、小さくし過ぎると文字が見えなくなったりしますので、ほどほどでどうぞ。
これにより、お使いのPDFリーダーで軽くなるのかどうかは分かりません。元々のPDFリーダーそのものが重いのかもしれませんので。私が使っているAdobeリーダーではコンテンツ準備云々でPDF閲覧が昔よりも遅くなりました。WindowsOSの「リーダー」は好みではないので使っていません。