件名: 「終わらない庭」 

投稿日: 2007年7月29日 19:55 JST
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「終わらない庭」  -淡交社-  昭和の三大作家とめぐる「宮廷の庭」   三島由紀夫 井上靖 大佛次郎 著   仙洞御所...三島由紀夫   桂離宮....井上靖   修学院離宮..大佛次郎   最後に伊藤ていじが解説を担当している   庭の感想記で専門家(建築、造園)と作家との趣の違いが面白い。 井上靖(桂離宮); 「...さあ、汝等はこの庭にはいった。  この庭をどう思うか。  美しいと感じるか、美しくないと感じるのか。  三世紀半前の作者の声が聞こえて来る。...」 大佛次郎(修学院離宮): 「...ここの庭だけは、人がいなくても、水が生きて鼓動を打ち、月や雲や霧や雨が、それから自由な風も訪れて来て、春夏秋冬、季節それぞれの姿を展開する。枯山水ではない、人が離れても生きている庭である。...」

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