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コジェネレーションシステム

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コジェネレーションシステム [2018/07/07 07:02]
daioh_
コジェネレーションシステム [2018/07/07 07:04] (現在)
ライン 9: ライン 9:
 == 燃料電池システム == == 燃料電池システム ==
  
-水素と空気中の酸素から電気をつくりだし、副次的に発生する熱を蒸気や温水として回収する。現在、発電効率35〜65パーセント、総合効率で80〜90パーセント水素はシステム内でガス・灯油・アルコール等などから取り出す。+水素と空気中の酸素から電気をつくりだし、副次的に発生する熱を蒸気や温水として回収する。 
 + 
 +現在、発電効率35〜65パーセント、総合効率で80〜90パーセント 
 + 
 +水素はシステム内でガス・灯油・アルコール等などから取り出す。
  
 排出されるものは、CO2、水以外ほとんどなく、騒音や振動も少ない 排出されるものは、CO2、水以外ほとんどなく、騒音や振動も少ない
-==  
-ガスタービンエンジンシステム == 
  
-発電用ガスタービンエンジンにより排出される排気によって蒸気を作成する。 蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりと、蒸気使用設備で有効に使用される。 特にガタービン発電機と、その排熱を利用した蒸気タービン発電機を複合した発電をコンバインドサイクル発電という。+== ガスタービンエンジンテム ==
  
-発電効率23~39パーセント、総合効率で69~86パーセントが可能である+発電用ガスタービンエンジンにより排出される排気によって蒸気を作成する。 
 + 
 +蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりと、蒸気使用設備で有効に使用される。 
 + 
 +特にガスタービン発電機と、その排熱を利用した蒸気タービン発電機を複合した発電をコンバインドサイクル発電という。 
 + 
 +発電効率23~39パーセント、総合効率で69~86パーセント。
  
 == ガスエンジンシステム == == ガスエンジンシステム ==
  
-発電用ガスエンジンの排気排熱ボイラで蒸気を製造したり、エンジン冷却水で水道水を加熱し給湯する。+発電用ガスエンジンの排気排熱ボイラで蒸気を製造したり、
  
-蒸気を蒸気使用設備で使用したり、蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。また、温水を温水使用設備や給湯で使用したり、温水吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。発電効率26%~49%、総合効率で72%~92%が可能である。+エンジン冷却水で水道水を加熱し給湯する。 
 + 
 +蒸気を蒸気使用設備で使用したり、蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。 
 + 
 +温水を温水使用設備や給湯で使用したり、温水吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。 
 + 
 +発電効率26%~49%、総合効率で72%~92%
  
 ガスエンジンでヒートポンプを駆動する形式もある。 ガスエンジンでヒートポンプを駆動する形式もある。
ライン 29: ライン 43:
 == ディーゼルエンジンシステム == == ディーゼルエンジンシステム ==
  
-発電用ディーゼルエンジンの排気排熱を蒸気製造や給湯に利用し、また、エンジン冷却水で水道水を加熱し給湯する。+発電用ディーゼルエンジンの排気排熱を蒸気製造や給湯に利用し、 
 + 
 +また、エンジン冷却水で水道水を加熱し給湯する。 
 + 
 +蒸気を蒸気使用設備で使用したり、蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。 
 + 
 +また、温水を温水使用設備で使用したり、温水吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。
  
-蒸気を蒸気使用設備で使用したり、蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。また、温水を温水使用設備で使用したり、温水吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。発電効率33~45パーセント、総合効率で64~81パーセントが可能である。+発電効率33~45パーセント、総合効率で64~81パーセント
  
  
  
  
コジェネレーションシステム.1530914537.txt.gz · 最終更新: 2018/07/07 07:02 (外部編集)