事務所ビルの空調・換気設備における省エネルギー関して次のうち、最も不適当なものはどれか。
1.照明・コンセントの使用電力量を削減すると、これに伴って冷房負荷も減る
ので、各種の省エネルギー対策上大きな効果がある。
2.間仕切りの無い開放的な事務室の一部に、OAコーナーなど高密度の内部発熱
が集中する場合、局所排気方式を採用することは省エネルギー上有効である。
3.一般に、執務エリアは禁煙として、別に喫煙室を設ける分煙方式の導入は、建
築物全体の省エネルギー上有効である。
4.深夜電力を用いた開放型蓄熱水槽方式の場合、一般に、同一規模の建築物では
高層建築物になるほど、配管延長距離が集約できるので、省エネルギー上大きな
効果がある。
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正解 4
解説
1.は正しく .照明・コンセントの使用電力量を削減すると、これに伴って冷房負荷も減る
ので、各種の省エネルギー対策上大きな効果がある。
2.は正しく 間仕切りの無い開放的な事務室の一部に、OAコーナーなど高密度の内部発熱
が集中する場合、局所排気方式を採用することは省エネルギー上有効である。
3.は正しく 一般に、執務エリアは禁煙として、別に喫煙室を設ける分煙方式の導入は、建
築物全体の省エネルギー上有効である。
4.は誤りで 開放型蓄熱水槽方式の場合、一般に、高層建築物になるほど、ポンプの汲
み上げ動力が増加し、省エネルギー上は有効ではない。