建築設備に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
1.エスカレーターは、階段の両側に手すり設け、手すりの上端部が階段と
同一方向に同一速度で連動するようにしなければならない。
2.水洗便所のし尿浄化槽は、満水して24時間以上漏水しないことを
確かめなければならない。
3.高さが31mを超える建築物は、高さ31mを超える部分の各階の床面積の
合計が500m2以下のものであっても、非常用の昇降機を設けなければならない。
4.延べ面積が3000m2を超える建築物に設ける暖房の設備の風道の屋内に
面する部分は、不燃材料で造らなければならない。
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解説
1.は正しく、令第129条の11第1項第3号により、エスカレーターは、
階段の両側に手すり設け、手すりの上端部が階段と同一方向に同一速度で
連動するようにしなければならない。
2.は正しく、令第33条により、水洗便所のし尿浄化槽は、満水して24時間以上
漏水しないことを確かめなければならない。
3.は誤りで、令第129条の13の2第2号により、高さが31mを超える
建築物で、高さ31mを超える部分の各階の床面積の合計が500m2以下の
ものは設置しなくてよい。
4.は正しく、令第129条の2の2第1項第6号により、延べ面積が3000m2を
超える建築物に設ける暖房の設備の風道の屋内に面する部分は、不燃材料で
造らなければならない。