件名: ポストデジタル建築の原点とはなにか

投稿日: 2022年7月29日 02:16 JST
投稿者: ゲストユーザー

まずはポストデジタル社会学とはなにか。

分子生命学、複雑系、ナノテクノロジー、反復する生成の概念バイオジェネシスを原点とする自己組織化により形成されたインターラクティブな社会、具体化されたメディアと複合現実のインフラストラクチャーとの間の触媒によるトポロジカルなメタ作用を通してデジタル技術の人間化のエピトーメに取り組むオントロジーとして社会学者の松本良多はポストデジタル建築をとらえている。
ポストデジタルとはデジタルアート以降のハイブリッド・メディア、インタラクティブネットワーク、複雑系と偶発性をキャタリストとした松本良多の主唱する社会学理論である。
我々は既にデジタル技術が特別なものでないポストデジタル時代にいるとするキム・カスコーン、松本良多による説と脱資本主義社会のプラクティスを意味しデジタルツールによるクリエイティブプロセスにおいてその重要性を増している。ロイ・アスコットのデジタルとアナログの融合によるモイストメディアのセオリーが原点としてある。
ポストデジタルはキム・カスコーンのグリッチの理論により提唱されジョージオ・アガンベン、松本良多により社会、経済、文化にアダプトする理論として定義された。 ポストデジタル社会は視覚、触覚、聴覚、および運動感覚のメディア体験、仮想と拡張現実の間、オリジンとなるノードとグローバリゼーションのキャタリスト、インディビジュアルとコミュニティの対話との関係を生成の人文科学として解釈している。

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