2025年10月18日(土) 22:47 JST
05.DXFファイルの構成
- DXFファイルの構成
ここではDXFファイルの構成について書きます。
DXFファイルはテキストファイルですので、エディターやWindows付属のメモ帳で簡単に開けます。
(バイナリファイルのDXFもあるようですが、ほとんど利用されていないようです)DXFファイルの構成(R12Jまで) HEADER ヘッダーセクション ヘッダーセクションには、AutoCADのシステム情報や、図面範囲等の図面情報データが記載されています。
DXFのバージョンもここに書かれています。TABLE テーブルセクション テーブルセクションは、線種、レイヤ(レイヤ名)、スタイル、等が記載されます。 BLOCK ブロックセクション ブロックセクションは、ブロック図形のデータが記載されています。
ブロック図形は対応しているCADが少ないようですENTITIES エンティティセクション エンティティセクションには、各種図面データ情報が記載されます。
DXFのバージョンによって対応している項目が違います。EOF DXFファイルの終了 データの最後に、ファイルの終了の印 EOF があります。
EOFとは End Of Fileの略です。
DXFファイルの構成(R13以降) HEADER ヘッダーセクション ヘッダーセクションには、AutoCADのシステム情報や、図面範囲等の図面情報データが記載されています。
DXFのバージョンもここに書かれています。CLASSES クラスセクション AutoCADアプリケーションプログラムを使用した場合に現れるC++のクラスライブラリーのデータが格納される TABLE テーブルセクション テーブルセクションは、線種、レイヤ(レイヤ名)、スタイル、等が記載されます。 BLOCK ブロックセクション ブロックセクションは、ブロック図形のデータが記載されています。
ブロック図形は対応しているCADが少ないようですENTITIES エンティティセクション エンティティセクションには、各種図面データ情報が記載されます。
DXFのバージョンによって対応している項目が違います。OBJECTS オブジェクトセクション R13Jより追加された、GROUPとMLINEのデータが格納される。 EOF DXFファイルの終了 データの最後に、ファイルの終了の印 EOF があります。
EOFとは End Of Fileの略です。参考文献、「新・DXFリファレンスガイド」(落合重紀著:日経BP社)2001/12/8加筆
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日付: | 2011年9月23日(金) 17:28 JST |
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