2025年10月19日(日) 07:53 JST

JacConvert 02 操作: 07 用紙サイズ、縮尺が違う JacConvert 02 操作: 07 用紙サイズ、縮尺が違う

Q: AutoCADのDWGやDXFを変換すると、用紙サイズ、縮尺が違って変更されます。


A: 基本DWG(DXF)には用紙、縮尺の設定の概念がありません。
 レイアウト空間(ペーパー)があるものとないものがあります。
 レイアウト空間(ペーパー)では用紙サイズを指定することができ、
 そこに配置したビューポートの尺度指定によってスケール指定をすることもできます。
 JacConvert は、そのレイアウト空間の用紙サイズを読み取る機能があります。
 ただし、DWG(DXF) 2000形式以上では、複数のレイアウトが指定できるようになりました。
 JacConvert では複数のレイアウトを扱う事はできません。
 レイアウト空間(ペーパー)が存在しない場合、用紙サイズは推測するという事になります。
 実際のデータの最小・最大を読み取り縮尺を含め推測されます。

 標準の設定からもう少し 設定を行うと改善される場合があります。

 1)JacConvertを起動します
  
 2)メニューより[ファイル]-> [ファイルを開く]->[DXFを開く]でファイルを開いてください。
  または JacConverの左の[DXFを開く]よりファイルを開いてください。
  (DWGの場合はDXFをDWGに読み替えてください。)
 
 3)そうすると「ファイルを開く」画面が表示されますので左下のほうに
  「□基準用紙サイズとスケールで読み込み」のチェック項目があるので状態を確認してください。
   
 チェックが入っていない場合は チェックを入れてください。
 

 その下に 用紙サイズ・縮尺を読み取れなかった時の処理 の項目がありますので
  ○基準用紙サイズを優先
  ○基準スケールを優先
 のどちらかにチェックを入れてください。
 基準用紙サイズを優先・基準スケールを優先の設定は右側にあります。 
 
 変換元の用紙サイズ・縮尺がわかっていればセットしてください。
 精度が上がって変換されます。 


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日付:2021年7月16日(金) 12:15 JST

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