2025年10月19日(日) 12:27 JST
以前のリビジョンの文書です
DXFファイルの構成<hr />ここではDXFファイルの構成について書きます。 <br />DXFファイルはテキストファイルですので、エディターやWindows付属のメモ帳で簡単に開けます。<br />(バイナリファイルのDXFもあるようですが、ほとんど利用されていないようです) <table style=“width: 550px;” border=“1” cellspacing=“1” cellpadding=“0”> <tbody> <tr> <td colspan=“3”>DXFファイルの構成(R12Jまで)</td> </tr> <tr> <td>HEADER</td> <td width=“115”>ヘッダーセクション</td> <td>ヘッダーセクションには、AutoCADのシステム情報や、図面範囲等の図面情報データが記載されています。<br />DXFのバージョンもここに書かれています。</td> </tr> <tr> <td>TABLE</td> <td>テーブルセクション</td> <td>テーブルセクションは、線種、レイヤ(レイヤ名)、スタイル、等が記載されます。</td> </tr> <tr> <td>BLOCK</td> <td>ブロックセクション</td> <td>ブロックセクションは、ブロック図形のデータが記載されています。<br />ブロック図形は対応しているCADが少ないようです</td> </tr> <tr> <td>ENTITIES</td> <td>エンティティセクション</td> <td>エンティティセクションには、各種図面データ情報が記載されます。<br />DXFのバージョンによって対応している項目が違います。</td> </tr> <tr> <td>EOF</td> <td>DXFファイルの終了</td> <td>データの最後に、ファイルの終了の印 EOF があります。<br />EOFとは End Of Fileの略です。</td> </tr> </tbody> </table> <br /> <table style=“width: 550px;” border=“1” cellspacing=“1” cellpadding=“0”> <tbody> <tr> <td colspan=“3”>DXFファイルの構成(R13以降)</td> </tr> <tr> <td>HEADER</td> <td>ヘッダーセクション</td> <td>ヘッダーセクションには、AutoCADのシステム情報や、図面範囲等の図面情報データが記載されています。<br />DXFのバージョンもここに書かれています。</td> </tr> <tr> <td>CLASSES</td> <td>クラスセクション</td> <td>AutoCADアプリケーションプログラムを使用した場合に現れるC++のクラスライブラリーのデータが格納される</td> </tr> <tr> <td>TABLE</td> <td>テーブルセクション</td> <td>テーブルセクションは、線種、レイヤ(レイヤ名)、スタイル、等が記載されます。</td> </tr> <tr> <td>BLOCK</td> <td>ブロックセクション</td> <td>ブロックセクションは、ブロック図形のデータが記載されています。<br />ブロック図形は対応しているCADが少ないようです</td> </tr> <tr> <td>ENTITIES</td> <td>エンティティセクション</td> <td>エンティティセクションには、各種図面データ情報が記載されます。<br />DXFのバージョンによって対応している項目が違います。</td> </tr> <tr> <td>OBJECTS</td> <td width=“115”>オブジェクトセクション</td> <td>R13Jより追加された、GROUPとMLINEのデータが格納される。</td> </tr> <tr> <td>EOF</td> <td>DXFファイルの終了</td> <td>データの最後に、ファイルの終了の印 EOF があります。<br />EOFとは End Of Fileの略です。</td> </tr> </tbody> </table> <table style=“width: 550px;” border=“0” cellspacing=“1” cellpadding=“0”> <tbody> <tr> <td height=“10”>参考文献、「新・DXFリファレンスガイド」(落合重紀著:日経BP社)2001/12/8加筆</td> </tr> </tbody> </table>