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鉄骨構造

以前のリビジョンの文書です


鉄骨構造

てっこつこうぞう

建築物の構造躯体として主に鋼鉄製の材料を用いた構造種別。

現代日本建築における構造種別として木構造・鉄筋コンクリート構造に次ぐ普及率を持っており、近年は派生種別である鉄筋鉄骨コンクリート構造やCFT構造も普及してきている。

別名としてはS造・S構造・鉄骨造・鋼構造の呼称が主に用いられる。

軽量で接合も容易で施工性に優れる

強度が高く、耐久性・耐震性に優れているのが鉄骨 造の特徴。重量鉄骨と薄鋼 板を加工した軽量鉄骨があ り、鉄筋コンクリートに比 べるといずれも安価。 工場生産のため、品質の 安定性と信頼性は高い。強 度が高いため部材の断面が 小さくてすみ、軽量なので 接合も容易で施工性に優れ る。強度を生かしたダイナ ミックな空聞を設計するこ とも可能だ。ただ、酸化に よる錆の発生は避けられな いため湿度の高い場所では 十分な防錆処理が必要。

一方、スチール(鉄)を 材料にした枠組み壁工法が スチールハウス。15年ほど 前に日本に入ってきたがア メリカでは40年も前から実 用化され、現在年間10万戸 以上が建設されている。 地震や台風に強く、設計の自 由度が高いのが特徴。 気密・断熱性の高い外張 断熱方式など、日本の気候 風土に合わせた過ごしやす さも追求されている。

鉄骨構造.1462701854.txt.gz · 最終更新: 2016/05/08 19:04 (外部編集)