DXFファイルの構成


ここではDXFファイルの構成について書きます。
DXFファイルはテキストファイルですので、エディターやWindows付属のメモ帳で簡単に開けます。
(バイナリファイルのDXFもあるようですが、ほとんど利用されていないようです)

DXFファイルの構成(R12Jまで)
HEADER ヘッダーセクション ヘッダーセクションには、AutoCADのシステム情報や、図面範囲等の図面情報データが記載されています。
DXFのバージョンもここに書かれています。
TABLE テーブルセクション テーブルセクションは、線種、レイヤ(レイヤ名)、スタイル、等が記載されます。
BLOCK ブロックセクション ブロックセクションは、ブロック図形のデータが記載されています。
ブロック図形は対応しているCADが少ないようです
ENTITIES エンティティセクション エンティティセクションには、各種図面データ情報が記載されます。
DXFのバージョンによって対応している項目が違います。
EOF DXFファイルの終了 データの最後に、ファイルの終了の印 EOF があります。
EOFとは End Of Fileの略です。


DXFファイルの構成(R13以降)
HEADER ヘッダーセクション ヘッダーセクションには、AutoCADのシステム情報や、図面範囲等の図面情報データが記載されています。
DXFのバージョンもここに書かれています。
CLASSES クラスセクション AutoCADアプリケーションプログラムを使用した場合に現れるC++のクラスライブラリーのデータが格納される
TABLE テーブルセクション テーブルセクションは、線種、レイヤ(レイヤ名)、スタイル、等が記載されます。
BLOCK ブロックセクション ブロックセクションは、ブロック図形のデータが記載されています。
ブロック図形は対応しているCADが少ないようです
ENTITIES エンティティセクション エンティティセクションには、各種図面データ情報が記載されます。
DXFのバージョンによって対応している項目が違います。
OBJECTS オブジェクトセクション R13Jより追加された、GROUPとMLINEのデータが格納される。
EOF DXFファイルの終了 データの最後に、ファイルの終了の印 EOF があります。
EOFとは End Of Fileの略です。
参考文献、「新・DXFリファレンスガイド」(落合重紀著:日経BP社)2001/12/8加筆

続きは・・・・・・次回に。

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