コジェネレーションシステム

こじぇねれーしょんしすてむ

コージェネレーションともいい エンジン等の排熱を利用し電力・温熱・冷熱を取り出し

総合エネルギー 効率を高めたエネルギー供給システムのひとつ

燃料電池システム

水素と空気中の酸素から電気をつくりだし、副次的に発生する熱を蒸気や温水として回収する。

現在、発電効率35〜65パーセント、総合効率で80〜90パーセント

水素はシステム内でガス・灯油・アルコール等などから取り出す。

排出されるものは、CO2、水以外ほとんどなく、騒音や振動も少ない

ガスタービンエンジンシステム

発電用ガスタービンエンジンにより排出される排気によって蒸気を作成する。

蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりと、蒸気使用設備で有効に使用される。

特にガスタービン発電機と、その排熱を利用した蒸気タービン発電機を複合した発電をコンバインドサイクル発電という。

発電効率23~39パーセント、総合効率で69~86パーセント。

ガスエンジンシステム

発電用ガスエンジンの排気排熱ボイラで蒸気を製造したり、

エンジン冷却水で水道水を加熱し給湯する。

蒸気を蒸気使用設備で使用したり、蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。

温水を温水使用設備や給湯で使用したり、温水吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。

発電効率26%~49%、総合効率で72%~92%

ガスエンジンでヒートポンプを駆動する形式もある。

ディーゼルエンジンシステム

発電用ディーゼルエンジンの排気排熱を蒸気製造や給湯に利用し、

また、エンジン冷却水で水道水を加熱し給湯する。

蒸気を蒸気使用設備で使用したり、蒸気吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。

また、温水を温水使用設備で使用したり、温水吸収冷凍機で冷熱を製造したりする。

発電効率33~45パーセント、総合効率で64~81パーセント