2025年10月22日(水) 21:03 JST
建築フォーラム(farchi) イベント
1月 2024
[展示会] 東京「帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」
日時: | 2024年1月11日(木) 09:15 JST - 2024年3月10日(日) 12:00 JST |
種類: | |
場所: | パナソニック汐留美術館 |
詳細: | アメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト(1867-1959)。「落水荘」や「グッゲン ハイム美術館」で知られるライトは、「帝国ホテル二代目本館(現在は博物館明治村に一 部移築保存)」や「自由学園明日館」を手がけ、熱烈な浮世絵愛好家の顔も持つ、日本と 深い縁で結ばれた建築家です。 帝国ホテルが落成したのは、いまからちょうど100年前の1923年、関東大震災の発生 当日にあたります。災禍を生き延びたことで、ライトに大きな名声をもたらしたこの帝国ホ テルは、広大な敷地に客室のほか劇場や舞踏会室などさまざまな施設を備えた、それ自 体が都市であるかのような壮大なプロジェクトでした。そこには、ライトが過去に出会っ た多様な文化からの応用が認められ、またこのときの試みは、以後のライトの建築のなか で豊かな展開をみせることになります。周囲の景観との有機的なつながり。ミクロとマク ロ、部分と全体のダイナミックな呼応。自然と結びついた高層建築の構想。帝国ホテルと はまさに、彼にとって結節点に立つ建物だったことがわかります。 2012年にフランク・ロイド・ライト財団から図面をはじめとする5万点を超える資料が ニューヨーク近代美術館とコロンビア大学エイヴリー建築美術図書館に移管され、建築 はもちろんのこと、芸術、デザイン、著述、造園、教育、技術革新、都市計画に至るライト の広範な視野と知性を明るみにする調査研究が続けられてきました。本展ではこうした 近年の研究成果をふまえ、財団およびエイヴリー建築美術図書館の全面的な協力のも と、帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したライトの姿 を明らかにします。 世界を横断して活躍したライトのグローバルな視点は、21世紀の今日的な課題と共鳴 し、来るべき未来への提言となるはずです。 主 催: 豊田市美術館、フランク・ロイド・ライト財団 共 催: 中日新聞社 特別協力: コロンビア大学エイヴリー建築美術図書館、株式会社帝国ホテル 助 成: 公益財団法人ユニオン造形文化財団 展示協力: 有限責任事業組合 森の製材リソラ 後 援:アメリカ大使館、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会、 一般社団法人DOCOMOMO Japan、有機的建築アーカイブ 観 覧 料: 1,400円[1,200円]/高校・大学生: 1,000円[800円]/中学生以下無料 *[ ]内は前売券及び20名以上の団体料金 *高校・大学生は、学生証をご提示ください。 *前売券:豊田市美術館(9月24日まで)、T-FACE B館2階インフォメーション(10月20日まで)、 メグリア11店舗(10月20日まで、取扱店舗:本店、エムパーク店、セントレ、藤岡店、三好店、若園店、志賀店、朝日店、井上店、はなぞの店、うねべ店) |