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2018年6月24日(日) 15:51 JST

枠組壁工法

わくぐみかべこうほう

北米から来た木造の工法で、日本の正式名称を「枠組壁工法」とよぶ。

別名としてはツーバイフォー工法・2×4工法の呼称が主に用いられる。以下2×4工法とする

同じ木造だが、柱や筋交いによる軸で重さを支える木造軸組に対して、

2×4工法は 2×4インチの角材と合板を組み合わせ、ゆがみにくい構造の「面」を作る。(この「面」とは床、壁天井のこと。)

それらをがっちり組み合わせた六面体の箱形を一単位として空間を構成する。

呼び名は角材の断面寸法から来ている。

そのほか2×6、2×10インチの角材が用いられる場合もある。

2×6インチ材を主流とした住宅はツーパイシックスと呼ばれている。

2×4工法は使う材料も建てる方法もマニュアル化され、加工も容易なため、人件費や工期を短縮できるのが特徴。

部材も比較的小さくすることができ、作業スペースや搬入路が狭い変形、狭小敷地でも柔軟に対応できる。

木造軸組工法より熟練した経験を、必要としないので、施工会社によって品質が左右されることも少ない。

最近は床、壁、天井などの「面」をあらかじめ工場で生産、パネル化して現場で取り付ける施工会社も増えている。

柱の出ないすっきりした大空聞が容易にできるのが大きな特徴。

また、台風や地震など外部から強い圧力がかかっても、六面体の各パネルに力が分散されて1カ所に負担が集中しない。

万が一の火災の場合も2×4工法は、1階と2階や各居室聞の火の通り道をファイアーストップ材によりシャットアウトし

空気の流れを遮断して火が燃え広がるのをくい止める。

さらに、壁・天井内に一定間隔で組まれた構造材も火の進行を止める「防火壁」のような働きをしている。

2×4工法は設計の自由度が高い工法ですが、守らなければならないルールも多い。

たとえば、建物の重さを支える耐力壁は1階と2階でできる限り重なるようにする

窓などの開口部は一定のルールに基づいて設定するなど。

その多くは耐力壁に関するもので、構造特性を損なわないよう規定されている。

関連:工法・構造

 
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枠組壁工法.txt · 最終更新: 2016/05/10 12:52 by daioh_